剣道の技 小手

完全なる小手を打つ:田中宏明(解脱錬心館館長)

2019年10月16日

※この記事は『剣道時代 2016年5月号』に掲載されたものです。

対人動作の基本となる間や機会、さらに攻めを理解させるには面打ちよりも小手打ちが適している。剣道の基本にして本質に迫るその教えをレポートする。

田中宏明(たなか・ひろあき)/1958年佐賀県生まれ。佐賀北高から国士舘大に進学。卒業後解脱会に奉職。現在は解脱錬心館館長を務める。主な戦歴に全日本都道府県対抗剣道優勝大会優勝、準優勝。全日本東西対抗剣道大会出場など。指導者としては、全日本剣道錬成大会小学生の部3位、水戸全国大会小学生の部準優勝などへ導いている。

私は長年、少年指導に携わっていますが、体格差があっても正しい小手技を覚えると試合などで有利に立ち回れると感じています。また剣道に特有の間や機会といったものを覚えさせる端緒となるのも、面打ちよりも小手打ちに負うところが大きいです。



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