Monthly Archives:

6月 2022

  • 攻め 溜め

    起こりをとらえて打て(関川忠誠)

    2021.8 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 国士舘大学卒業後、長年に渡って高校教員として後進の育成にあたっている関川忠誠教士。「起こりをとらえるには、日々の稽古で打ち切る剣道を実践すること」。そう語る関川教士に、打ちきる剣道を身につけるためのポイントについて語ってもらったー。 関川忠誠教士八段 せきかわ・ただあき/昭和34年生まれ、千葉県出身。国士舘高校から国士舘大学へと進み […]…

    2022年6月27日
  • ヨーロッパ

    帰ってきたヨーロッパ剣道。喜びの爆発と変化

    無料記事
    文=佐藤まり子 仲間とともに。王者フランスの優しい素顔 ヨーロッパ大会において最多優勝の実績を誇るフランス。ヨーロッパでは圧倒的な強さだ。「勝って当たり前」と考えているのではと思ったが、キャプテンの伊藤選手は「毎回、大きなプレッシャーを感じています」と語る。 伊藤選手は、フランス生まれフランス育ち。見た目は日本人だが生粋のフランス人だ。EKC28回大会では個人戦優勝の経験もあり、今回、個人戦は惜し […]…

    2022年6月21日
  • ヨーロッパ

    ヨーロッパ剣道、新たな時代の夜明け

    無料記事
    新型コロナウイルスの影響で第30回大会の開催が見送られ、3年ぶり31回目の開催を迎えたヨーロッパ剣道選手権大会(以下、EKC)。欧州においては、アフターコロナのルールが適用された初めての公式国際戦だ。参加国は32カ国。男子、女子、ジュニアの団体(男女は5人制、ジュニアは3人制)・個人の部計6部門が設けられ、男女ともにフランスが団体優勝、ジュニアの部ではセルビアが前回大会に引き続き優勝を飾った。選手 […]…

    2022年6月21日
  • 攻め

    起こりをとらえて打て(伊藤陽文)

    2021.8 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦、笹井タカマサ 起こりをとらえるにはどうすればよいか。「相手に動作の起こり・心の起こりを起こさせなければいけない」と伊藤範士は語る。起こりをとらえるためには、その過程を研究することが必要だ。 伊藤陽文範士 いとう・はるふみ/昭和16年東京都生まれ。鎌倉学園高から拓殖大を経て神奈川県警察に奉職。全国警察大会をはじめ、国体や全日本東西対抗大会、明治村大 […]…

    2022年6月20日
  • ストレッチ

    肩甲骨・股関節を意識せよ

    2021.8 KENDOJIDAI 打突の質を上げるには肩甲骨、股関節まわりの柔軟性を高めることが重要だ。一人でできるストレッチ&トレーニングを紹介する。 今 有礼(東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科教授)こん・みちひろ/昭和54年山形県小国町生まれ。山形県立米沢興譲館高校から山形大学、筑波大学大学院に進学。2007年筑波大学大学院博士課程修了。博士(スポーツ医学)。国立スポーツ科学センタ […]…

    2022年6月13日
  • 足と有効打突

    体幹と竹刀操作

    2021.3 KENDOJIDAI 「手で打つな足で打て、足で打つな腰で打て」の教えの通り、剣道では下半身始動で体さばき、竹刀操作を行なうことが重要だ。そのためには体幹から放出されるエネルギーを上半身、下半身に伝えることが重要となる。古来、剣道はへそを中心として構えることを大事にしてきた。へそを意識した稽古でワンランク上の剣道を身につけたい。 井島 章 教士八段 いじま・あきら/昭和32年秋田県生 […]…

    2022年6月6日