Monthly Archives:

10月 2019

  • 昇段審査

    谷 勝彦:高段者への道 vol.1 高段者に必要なのは、剣の〝理法〟の理解

    ※この記事は『剣道時代 2019年4月号』に掲載されたものです。 昇段審査に限らず、稽古においても試合においても、相手が簡単に隙を見せることはほとんどない。そんなお互いが張り詰めた状況のなかで、いかにして基礎基本に忠実な打突を決めることができるか、そこが高段者の求めるところだと谷勝彦範士は語る。では、基礎基本に忠実な打突を決めるためには、どのような修業の過程が必要になるのか、谷範士の考えを聞いた― […]…

    2019年10月28日
  • 剣道の技

    王者は面をどう打つか:北条将臣

    ※この記事は『剣道時代 2012年2月号』に掲載されたものです。 剣道はなぜ面なのか。これぞ会心の面。面を打ちたいあなたのために寺本将司、髙鍋進、北条将臣、佐藤博光があきらかにする。 北条将臣(ほうじょう・まさおみ)/教士七段 昭和49年神奈川県生まれ。横浜高から日本体育大に進み、卒業後、神奈川県警察に奉職。世界選手権大会個人優勝、全日本選手権大会3位、全国警察官大会団体優勝、国体優勝など。現在、 […]…

    2019年10月21日
  • 岩立三郎:松風館奥伝

    岩立三郎 剣道講義:松風館奥伝3、剣先

    ※この連載は『剣道は乗って勝つ』から抜粋したものです 剣先の強さは地力の強さ左半身を安定させ、竹刀の身幅で勝負する 岩立三郎(いわたて・さぶろう)/昭和14年千葉県生まれ。千葉県成田高校を卒業後、千葉県警察に奉職する。剣道特練員を退いた後は、関東管区警察学校教官、千葉県警察剣道師範などを歴任。昭和53年から剣道場「松風館」にて剣道指導をはじめ、現在も岩立範士の指導を請うべく、日本はもとより海外から […]…

    2019年10月17日
  • 岩立三郎:松風館奥伝

    岩立三郎 剣道講義:松風館奥伝2、姿勢

    ※この連載は『剣道は乗って勝つ』から抜粋したものです 着装も大いに重要後ろ姿を評価される剣道を心がけよ 岩立三郎(いわたて・さぶろう)/昭和14年千葉県生まれ。千葉県成田高校を卒業後、千葉県警察に奉職する。剣道特練員を退いた後は、関東管区警察学校教官、千葉県警察剣道師範などを歴任。昭和53年から剣道場「松風館」にて剣道指導をはじめ、現在も岩立範士の指導を請うべく、日本はもとより海外からも多数の剣士 […]…

    2019年10月16日
  • 岩立三郎:松風館奥伝

    岩立三郎 剣道講義:松風館奥伝1、礼法

    ※この連載は『剣道は乗って勝つ』から抜粋したものです 剣道には、相手に打たれたときの礼儀、相手を打ったときの礼儀がある 岩立三郎(いわたて・さぶろう)/昭和14年千葉県生まれ。千葉県成田高校を卒業後、千葉県警察に奉職する。剣道特練員を退いた後は、関東管区警察学校教官、千葉県警察剣道師範などを歴任。昭和53年から剣道場「松風館」にて剣道指導をはじめ、現在も岩立範士の指導を請うべく、日本はもとより海外 […]…

    2019年10月16日
  • 剣道の技 小手

    完全なる小手を打つ:田中宏明(解脱錬心館館長)

    ※この記事は『剣道時代 2016年5月号』に掲載されたものです。 対人動作の基本となる間や機会、さらに攻めを理解させるには面打ちよりも小手打ちが適している。剣道の基本にして本質に迫るその教えをレポートする。 田中宏明(たなか・ひろあき)/1958年佐賀県生まれ。佐賀北高から国士舘大に進学。卒業後解脱会に奉職。現在は解脱錬心館館長を務める。主な戦歴に全日本都道府県対抗剣道優勝大会優勝、準優勝。全日本 […]…

    2019年10月16日
  • 剣道の技

    完全なる面を打つ:鍋山隆弘(前編)

    ※この記事は『剣道時代 2015年12月号』に掲載されたものです。 筑波大学を率いる鍋山隆弘教士の代名詞と言えば、豪快な面技である。近間からでも遠間からでも、観ている者を唸らせるような鋭い面を繰り出す。「面が打てるからこそ、剣道の幅が広がる」と言う鍋山教士に、面技を身につける上で大事な要点を聞いた。 鍋山隆弘教士八段なべやま・たかひろ/昭和44年生まれ、福岡県出身。今宿少年剣道部で剣道をはじめ、P […]…

    2019年10月1日
  • インタビュー

    [栄花英幸×栄花直輝] 望郷稽古対談 vol.3:勝つことは難しい。でも、やめたら絶対に強くなれない

    ※この記事は『剣道時代 2012年03月号』に掲載されたものです。 剣道界に「栄花」というなんとも派手な名前が定着してひさしい。北海道喜茂別町で兄・英幸が竹刀を握ったのが今から40年以上も前のこと。それから数年後、弟・直輝が兄の背中を追うように剣道をはじめ、愚直に剣の道に邁進してきた両者の名は急速に剣道界に浸透していった。そして現在、その名はくもることなくいっそうの輝きをたたえている。 なぜこの二 […]…

    2019年10月1日
  • インタビュー

    寺本将司:貫き通した〝信念〟 第4回全日本選抜剣道七段選手権大会優勝

    ※この記事は『剣道時代 2017年5月号』に掲載されたものです。 4度目の開催となった横浜七段戦を制したのは、〝やはり〟なのか〝ついに〟なのか、大阪府警の寺本将司選手だった。「七段はこうあるべき」という固定観念にとらわれすぎてしまった過去3大会。信念を貫き、殻を脱ぎ捨てた寺本選手は、当たり前のように強かった。現役時代、剣道界に一時代を築いた寺本選手の今を訊く―。 てらもと・しょうじ/昭和50年熊本 […]…

    2019年10月1日
  • インタビュー 大学剣道

    鹿屋体育大学剣道部座談会(前編)5年ぶりの頂点。負ける気はしなかった

    ※この記事は『剣道時代 2015年4月号』に掲載されたものです。 2014年度全日本学生剣道優勝大会を制して5年ぶり4度目の大学日本一となった鹿屋体育大学。全国で唯一の国立体育大学であり、全国から、大隅半島・鹿屋の地に集った俊秀たちは、どのような稽古を重ねて頂点へとのぼりつめたのか。 宮崎邦春 みやざき・くにはる/平成5年4月16日生まれ、神奈川県出身。東海大相模高校卒。主な戦績として、全国中学校 […]…

    2019年10月1日