2025.5 KENDOJIDAI 取材=栁田直子※本記事内の画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。 甲斐教士は、長年の教員生活の中で「正しい構えが正しい打突を生む」という考えのもと、生徒指導を重ね、自身にもそれを当てはめて剣道修業を行なってきた。その積み重ねが、令和5年の八段合格に結びついた。 甲斐修二 教士八段 かい・しゅうじ/昭和30年宮崎県延岡市生まれ。父甲斐富嘉範士八段の道場(延岡修道 […]…
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2025.5 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦※本記事内の画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。 段位審査から遠ざかる時期を経て、最難関の八段審査に一発合格を果たした本田清澄教士。これまで稽古相手のほとんどは、外部指導をしている菊池南中学校の部員たちだった。「体に勢いを生んで、冴えのある打突を目指すこと。これは中学生でも私の年代でも変わりません。稽古では子どもたちと一緒に、つね […]…
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※2011年6月号の記事です。プロフィールも当時のものを掲載しています。 石塚美文 いしづか・よしふみ/昭和25年鹿児島県生まれ。福山高卒業後、大阪府警察に奉職する。全日本選手権優勝、全国警察官大会団体優勝、世界選手権出場、全日本東西対抗大会出場、全日本八段選抜大会出場。 佐藤博光 さとう・ひろみつ/昭和48年宮崎県生まれ。高千穂高から大阪体育大に進み、卒業後、大阪府警察に奉職する。全日本選手権大 […]…
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※2011年6月号の記事です。プロフィールも当時のものを掲載しています。 「ためのある攻めが強いのではなく、強い攻めがためを生み出すのだと思います」。水田教士はそう語る。「ため」は多くの剣道家がぶつかる大きな壁の一つ。主宰する「水田道場」で幅広い年代の指導にあたっている水田教士に、自身の経験を踏まえた「ため」の理解と、道場で行なっている「ため」につながる稽古の方法を解説してもらった。 水田重則 教 […]…
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2022.6 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦 「正中線に固執しないようにしています」と語る小田雅義教士。 神奈川県警察剣道特練として長く活躍してきた小田教士は引退後指導者の道を歩み、2021年11月の八段審査で見事合格した。恩師の言葉「中心を取ろうとしすぎない」「譲る気持ちを持つ」ことが合気を学ぶことにつながったという。 小田雅義 教士八段 おだ・まさよし/昭和50年宮崎県生まれ。延岡学園高 […]…
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2024.12 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 全日本選手権2位、日本代表経験もある教職員の雄・林田匡平選手。近年は “脱力”をテーマに稽古に取り組み、誰もが驚く面技で各種大会を賑わせてきた。「脱力と肩を使うことを意識した結果、出ばなをとらえる機会も増えてきたように思います」。そう語る林田選手に、自身の経験から感じる出ばなのポイントについて語ってもらった―。 林田匡平六段 はや […]…
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2024.12 KENDOJIDAI 構成=土屋智弘写真=杉能信介 出ばな技を得意として磨き上げ、幾多の名勝負で一本を決めてきた勝見洋介錬士。その出ばなにかける想いや、長年の研究・錬磨から生み出される華麗な出ばな技についてお聞きした。 勝見洋介 錬士七段 かつみ・ようすけ/昭和61年生まれ。岡山県倉敷市出身。3歳より福田道場で剣道を始める。倉敷高校から鹿屋体育大学に進み、卒業後は神奈川県警察に奉職 […]…
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2025.1 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 大阪体育大学で教鞭を執りながら、競技者としても大きな実績を残している村上雷多選手。大学では初心者を対象にした授業も受け持っており、そこで大事にしているのが「気剣体の一致」だ。どのようにすれば、誰もが目指す気剣体の一致した素晴らしい打突が身につくのか。その方法を村上選手に語ってもらったー。 村上雷多 むらかみ・らいた/平成元年生まれ、 […]…
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2024.10 KENDOJIDAI 本年5月、剣道八段に合格した小関教士。警視庁主力選手として活躍し、足運びに高い評価を受けていた。「いつでも淀みなく打てる足をつくることを意識しています」と強調する小関教士に日頃の心がけと指導法について伺った。 小関太郎 教士八段 こせき・たろう/昭和51年千葉県生まれ。習志野高校から東海大学に進み、卒業後、警視庁に奉職。全日本選手権大会3位、全国警察大会団体優 […]…
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2024.10 KENDOJIDAI 第一線で活躍してきた平田教士がめざした剣道は、合気になり、相手を遣う剣道。そのためには、崩す・引き出す工夫を行なう必要がある。そのための左足の使い方について、ご解説いただいた。 平田裕亮 教士八段 ひらた・ひろあき/昭和46年香川県まんのう町生まれ。琴平高から国士舘大に進み、卒業後大阪府警察に奉職する。全国警察大会団体1部優勝、世界大会団体優勝、全日本東西対抗 […]…