2021.8 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦、笹井タカマサ 起こりをとらえるにはどうすればよいか。「相手に動作の起こり・心の起こりを起こさせなければいけない」と伊藤範士は語る。起こりをとらえるためには、その過程を研究することが必要だ。 伊藤陽文範士 いとう・はるふみ/昭和16年東京都生まれ。鎌倉学園高から拓殖大を経て神奈川県警察に奉職。全国警察大会をはじめ、国体や全日本東西対抗大会、明治村大 […]…
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2021.8 KENDOJIDAI 打突の質を上げるには肩甲骨、股関節まわりの柔軟性を高めることが重要だ。一人でできるストレッチ&トレーニングを紹介する。 今 有礼(東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科教授)こん・みちひろ/昭和54年山形県小国町生まれ。山形県立米沢興譲館高校から山形大学、筑波大学大学院に進学。2007年筑波大学大学院博士課程修了。博士(スポーツ医学)。国立スポーツ科学センタ […]…
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2021.3 KENDOJIDAI 「手で打つな足で打て、足で打つな腰で打て」の教えの通り、剣道では下半身始動で体さばき、竹刀操作を行なうことが重要だ。そのためには体幹から放出されるエネルギーを上半身、下半身に伝えることが重要となる。古来、剣道はへそを中心として構えることを大事にしてきた。へそを意識した稽古でワンランク上の剣道を身につけたい。 井島 章 教士八段 いじま・あきら/昭和32年秋田県生 […]…
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KENDOJIDAI 2022.2 岩本教士は、別府大学、明豊高校・中学校、光明館道場と小学生から大学生まで幅広い年代を指導する。「人の心を理解できないと剣道は強くならない」と強調する岩本教士に団体戦の意義と、勝利に向かっての稽古法を尋ねた。 岩本貴光(別府大学、明豊高校・中学校総監督)いわもと・たかみつ/昭和46年生まれ、50歳。大分県出身。PL学園高校から筑波大学へと進学し、卒業後は郷里に戻り […]…
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KENDOJIDAI 2021.3 確実に小手を一本に決める工夫 村方孔哉(福岡)むらかた・こうすけ/昭和60年福岡県生まれ。長崎南山高から中央大に進み、卒業後福岡県警察に奉職する。全日本選手権出場、全日本東西対抗大会出場、全日本都道府県対抗大会2位3位など。現在、同警察第一機動隊所属・同警察剣道特練主将。剣道錬士七段 小手技を磨くための本格的な取り組みを始めたのは20歳代後半になってからです。 […]…
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KENDOJIDAI 2021.3 相手を動かして小手を打つための要素 川木一也(山形)かわき・かずや/昭和52年福島県生まれ。左沢高から東北学院大に進み、卒業後山形県警察に奉職する。全国警察大会団体2部4位3部3位個人出場、全日本選手権ベスト、全日本東西対抗大会出場、全日本都道府県対抗大会出場、国体出場など。現在、同警察本部警務部人材育成課勤務・剣道特別訓練員監督。剣道教士七段 若い特錬員の頃 […]…
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2022.2 KENDOJIDAI チームワークの大切さや個人の役割の理解などは、団体戦で養うことができる。子どもの個性を伸ばす団体戦の戦い方を考える。 大将は信頼度の高さで決定全員が応援するチームづくり 松田昴也(埼玉・春日部市立大沼中) ①団体戦の位置づけ団体戦は、目標に向かい、チームのプライドや看板、選手一人一人の想いを繋ぐ大切な試合だと考えます。またそれ以外にも勝ち負けだけではなく、チーム […]…
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KENDOJIDAI 2022.2 撮影=笹井タカマサ 2018年、第17回世界剣道選手権大会に最年少20歳で選出。韓国との決勝戦にも起用された星子選手。全日本選手権は2回目の出場で見事日本一の座を手にした。「夢は全日本3連覇」と公言する星子啓太四段はどんな剣士か。 星子啓太 ほしこ・けいた/平成10年鹿児島県姶良市生まれ。重富剣道スポーツ少年団・吉野剣道スポーツ少年団で剣道を学び、重富中、九州学 […]…
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2021.3 KENDOJIDAI 「小手は玄関、面は奥座敷」の教えの通り、小手技を身につければ攻撃の幅が広がる。表裏上下の攻撃で相手を崩す技術を身につけよ。一流剣士の小手技活用法と面技への展開を公開する。 写真=西口邦彦構成=土屋智弘 技は部位を打とうと思って打つのではなく、流れの中で出るもの。とくに小手技は刃筋を正し、冴えで打ち切ることが大切となる。そして「最後は捨て切る勇気」と笠村範士は強調 […]…
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2021.3 KENDOJIDAI 「小手は玄関、面は奥座敷」の教えの通り、小手技を身につければ攻撃の幅が広がる。表裏上下の攻撃で相手を崩す技術を身につけよ。一流剣士の小手技活用法と面技への展開を公開する。 撮影=西口邦彦、笹井タカマサ 「実力が拮抗すればするほど剣道は根競べになります。そこで我慢できると小手を打つ機会が生まれます」と遠藤正明範士は強調する。剣道の立合は相手との攻防であり、先をかけ […]…










