昇段審査

谷 勝彦:高段者への道 vol.1 高段者に必要なのは、剣の〝理法〟の理解

2019年10月28日

※この記事は『剣道時代 2019年4月号』に掲載されたものです。

昇段審査に限らず、稽古においても試合においても、相手が簡単に隙を見せることはほとんどない。そんなお互いが張り詰めた状況のなかで、いかにして基礎基本に忠実な打突を決めることができるか、そこが高段者の求めるところだと谷勝彦範士は語る。では、基礎基本に忠実な打突を決めるためには、どのような修業の過程が必要になるのか、谷範士の考えを聞いた―。

谷 勝彦範士八段
たに・かつひこ/昭和32年群馬県生まれ。新島学園高校から筑波大学へと進学し、卒業後、群馬県の高校教員となる。主な戦績として、全日本選抜八段優勝大会優勝(2位2回)、全日本選手権大会出場、全国教職員大会団体優勝、全日本東西対抗大会出場などがある。現在、慶應義塾剣道部師範を務める

高段者に必要なのは、剣の〝理法〟を理解すること

私が高段者の剣道とはどういうものかを考えていく上で、一番大事にしているのは剣の〝理法〟です。剣道の理念である「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」という文言にもあるとおり、剣道を学ぶ過程において〝理法〟を忘れてしまうと、どれだけ稽古を積み重ねても間違った方向へと進んだり、遠回りしてしまうということがあると思います。



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