連載 香田郡秀の剣道授業

香田郡秀の剣道授業:1時限目 基本動作

2019年12月30日

※この記事は『剣道時代 2013年10月号』に掲載されたものです。

筑波大学教授香田郡秀教士八段がはじめて誌上で完全公開する剣道授業。あの原田悟も、あの髙鍋進も、あの村山千夏も……。筑波大学出身の活躍剣士はみんなこの授業に参加した。あなたもかれらと同じ授業を受ける。

  • 1時限目 基本動作
  • 2時限目 仕かけて面
  • 3時限目 仕かけて小手
  • 4時限目 面に対する応じ技
  • 5時限目 小手に対する応じ技
  • 6時限目 稽古法

香田郡秀(こうだ・くにひで)/昭和32年長崎県生まれ。長崎東高校から筑波大学に進み、長崎県高校教諭を経て筑波大学の教員となる。主な戦績として、世界選手権大会個人優勝、全日本選手権大会3位、全国教職員大会優勝などがある。筑波大学大学院人間総合科学研究科教授、筑波大学剣道部長。剣道範士八段。

一拍子の打ちを身につける基本動作

剣道は相手と対峙し、隙を求めて打ち合うものですが、すべての打突はよどみなく発することが求められます。それを剣道では一拍子で打つと表現しています。

わたしは、一拍子の打突とは、相手とのやり取りの中で、気の満ちた状態で瞬時に滑らかな技を出すことと考えています。気剣体一致の打突と言い換えることができますが、それには上肢と下肢の働きをひとつにして打つことが重要です。

上肢と下肢の働きをひとつにして打つには上半身の力をほどよく抜き、下半身始動で技を出すことが必要です。ただし、この動作はいくつもの動作を同時に行なわなければならず、とくに初心者は上半身に力が入ってしまいがちです。よっていきなり上肢と下肢の働きをひとつにさせるのではなく、動作を分解して身につけることをすすめています。この稽古は初心者だけでなく、基本を見なおすよい機会になりますので、高段位をめざす人々にも有益です。



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