KENDOJIDAI 2021.1
個性を見定め理想の面をめざす
自然体の構えから冴のある面を打つ
私にとって、剣道の技の中でも一番剣道の醍醐味を感じる技が「面技」です。攻め合いの中から相手の中心を割って入り、居着いた相手の中心を打ち抜く「面技」は芸術すら感じる魅力のある技だと感じています。この「面技」について私が意識して心がけていることを5点挙げます。
1、間合
まず「間合」ですが、一般的に間合といえば、「遠間」「触刃の間合」「交刃の間合」「近間」と大まかに4つに分けられます。間合と一口に言ってもその距離は十人十色で、個人の身体的特徴や、運動能力、竹刀の握りの幅(柄の長さ)といった点によって変わってきます。自分自身の個性をよく理解し、一足一刀で技の展開ができる間合(目測)を研究し、見つけることが大切です。
2、機会
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