2017.3 KENDOJIDAI
腹筋、腕立て、スクワットなど普段、行なっているトレーニングを短時間で全力で行なうと大きな効果が得られる。リオ五輪でニッポン柔道の復活を支えた科学トレーニング法のひとつとして注目を集めているHIITで剣道に直結する体幹を鍛えよう。

昭和47年群馬県生まれ。巣鴨高校から横浜国立大に進み、同大学大学院修士課程修了後に日本体育大学大学院博士課程修了、学術博士。平成18年より全日本剣道連盟強化訓練講習会トレーニングコーチを務める。群馬工業高専教員を経て、現在関東学院大学教授。同大学剣道部長。剣道教士七段。
最近、HIIT(High Intensity IntervalTraining :高強度インターバルトレーニング)がリオデジャネイロ五輪におけるニッポン柔道の復活を支えた最新の科学的トレーニング法の一つとして注目を集めています。しかし、そんなに難しく考えることはなく普段やっているようなことを全力でおこなうだけのことなのです。HIIT の中でも特に有名なものに、日本人が考案した「タバタ式トレーニング」というものがあります。それは高強度の運動を何十秒かおこない、少しだけ休み、またきつい運動をする……といったことを何回か繰り返せばいいだけなのです。
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