2023.1 KENDOJIDAI 撮影=笹井タカマサ 第64回全日本実業団大会は三井住友海上(本店)の優勝で幕を閉じた。13年ぶり7回目の栄冠。その中で、本間渉選手が大将として出場し、準決勝、決勝の大立ち回りで最優秀選手賞を獲得した。中央大時代は全日本学生大会団体優勝2回に貢献した実力選手。入社3年目で大仕事を成し遂げた。 本間 渉 ほんま・しょう/平成9年千葉県千葉市生まれ、25歳。鶴沢剣友会 […]…
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2023.3 KENDOJIDAI ウィズコロナ、マスクありきの稽古現場で我々の身体がどう変わったのか。マスクをしたままの激しい掛かり稽古や打ち込みは大丈夫か。そして休憩の適切な取り方は。そんな誰しもが抱く疑問に関して、スポーツバイオメカニクスの第一者で全日本の強化トレーニングコーチを務める高橋教授が答えてくれた。さらにウィズコロナで疎かになりがちな稽古法やトレーニングに関しても推薦するメニューを […]…
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2023.1 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦 「構えを安定させ、刃筋正しく打ち切ることを常に意識しています」と宮崎県警察剣道師範の谷川教士は言う。八段合格をめざすにあたり、剣道を一から見直した谷川教士が求めたのは動じない心を養い、心の隙をとらえることだった。 谷川幸二教士八段 たにがわ・こうじ/昭和40年生まれ。高千穂高校から東海大学に進み、卒業後、宮崎県警察に奉職。全日本選手権、全国警察大 […]…
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2023.1 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦 「相面、出小手は相手の心を動かさなければ打てません。合気になり、結果にこだわらず左手軸で攻め、すなおに技を出すことが大事です」と中村館長は強調する。東京修道館で日々指導にあたる中村館長が相面、出小手を打つコツを解説する。 中村福義教士八段 なかむら・ふくよし/昭和23年東京都生まれ。東京修道館三代目として、祖父中村彦太、父中村鶴治の指導により、4 […]…
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2023.1 KendoJIDAI構成=寺岡智之写真=西口邦彦 「相手の竹刀を触ることで、中心を制しつつ相手の剣先を殺すことができます」。八段大会で2度の優勝経験を持つ船津晋治範士はそう語る。どうすれば相面や出小手を打つ好機を生み出すことができるのか。相手を引き出す技術を中心に、船津範士の実戦と指導の経験から語ってもらったー。 船津晋治 範士八段 ふなつ・しんじ/昭和30年生まれ、長崎県出身。西海 […]…