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剣道時代 編集部

  • 剣道の技

    一拍子で打つ技術(林田匡平)

    KENDOJIDAI 2025.8 撮影=西口邦彦 林田匡平選手は全日本選手権2位1回、3位2回、教職員剣士として圧倒的な実績を持つ。「一拍子で打つというテーマは島原高校入学後、徹底的に教えられたことです」と振り返る。本年4月、母校島原高校に戻った林田選手に、自身の経験から取り組む一拍子で打つ要領を語ってもらった。 林田匡平 六段 はやしだ・きょうへい/平成6年長崎県生まれ。島原高校から筑波大学へ […]…

    2025年8月18日
  • 剣道のメンタル強化法

    剣道のメンタル強化法 vol.16 フィードバックの法則

    私がこの執筆で目指したことは、単に難解な心理学研究の知識やトピックを示すのではなく、様々なレベルの剣士やアスリートが日々の中で「感じ」、「考え」、「実行」してきたことを心理学の理論と方法論に乗せながら、できるだけ具体的でわかりやすく解説することでした。各稿は、心理学の一テーマと剣道や日常場面とをリンクさせながらストーリー展開することをベースとしています。その中の一フレーズでも心に留まり、明日からの […]…

    2025年8月13日
  • 剣道のメンタル強化法

    剣道のメンタル強化法 vol.15 悲しみがあってこそ喜びは大きくなる

    私がこの執筆で目指したことは、単に難解な心理学研究の知識やトピックを示すのではなく、様々なレベルの剣士やアスリートが日々の中で「感じ」、「考え」、「実行」してきたことを心理学の理論と方法論に乗せながら、できるだけ具体的でわかりやすく解説することでした。各稿は、心理学の一テーマと剣道や日常場面とをリンクさせながらストーリー展開することをベースとしています。その中の一フレーズでも心に留まり、明日からの […]…

    2025年8月11日
  • 岩立三郎:松風館奥伝

    剣道は乗って勝つ(岩立三郎)

    岩立三郎 いわたて・さぶろう/昭和14年千葉県生まれ。成田高校卒業後、千葉県警察に奉職する。剣道特練員を退いた後は、関東管区警察学校教官、千葉県警察剣道師範などを歴任。昭和53年から剣道場「松風館」にて剣道指導をはじめ、現在も岩立範士の指導を請うべく、日本はもとより海外からも多数の剣士が集まっている。第17回世界剣道選手権大会では審判長をつとめた。現在、松風館館長、尚美学園大学剣道部師範。全日本剣 […]…

    2025年8月4日
  • 岩立三郎:松風館奥伝

    道場で学ぶ(岩立三郎)

    岩立三郎 いわたて・さぶろう/昭和14年千葉県生まれ。成田高校卒業後、千葉県警察に奉職する。剣道特練員を退いた後は、関東管区警察学校教官、千葉県警察剣道師範などを歴任。昭和53年から剣道場「松風館」にて剣道指導をはじめ、現在も岩立範士の指導を請うべく、日本はもとより海外からも多数の剣士が集まっている。第17回世界剣道選手権大会では審判長をつとめた。現在、松風館館長、尚美学園大学剣道部師範。全日本剣 […]…

    2025年7月28日
  • 世界剣道選手権大会

    第19回世界剣道選手権大会インタビュー(フランスチーム)

     今大会はイタリア開催。ヨーロッパの国を全体で応援しようという雰囲気が会場にはあった。その中心にいたのが強豪・フランスである。ヨーロッパ圏でもその実力に定評のあるフランスは、近年メキメキとその実力を伸ばしてている。欧州各国の剣士が一堂に会するヨーロッパ大会では、2023年度開催の大会は男女ともにフランスが優勝。同時に開催されたジュニアの部もフランスが制し、その力を見せつけている。 残りの記事は 剣 […]…

    2025年7月21日
  • インタビュー

    〝諦めない内村良一〟がたどり着いた七段の頂点

    2025.5 KENDOJIDAI 取材=寺岡智之写真=笹井タカマサ ※本記事内の画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。 内村良一 うちむら・りょういち/昭和55年生まれ、熊本県出身。順道館で剣道をはじめ、九州学院中学校・高校、明治大学で剣を磨く。学生時代はほぼすべてのタイトルを手中に収める圧倒的な活躍。警視庁奉職後も、全日本選手権大会優勝3回、世界選手権大会団体優勝3回、全国警察大会個人・団体 […]…

    2025年7月14日
  • 冴え

    鋭い打突を身につける(甲斐修二)

    2025.5 KENDOJIDAI 取材=栁田直子※本記事内の画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。 甲斐教士は、長年の教員生活の中で「正しい構えが正しい打突を生む」という考えのもと、生徒指導を重ね、自身にもそれを当てはめて剣道修業を行なってきた。その積み重ねが、令和5年の八段合格に結びついた。 甲斐修二 教士八段 かい・しゅうじ/昭和30年宮崎県延岡市生まれ。父甲斐富嘉範士八段の道場(延岡修道 […]…

    2025年7月7日
  • 冴え 手の内

    鋭い打突を身につける(本田清澄)

    2025.5 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦※本記事内の画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。 段位審査から遠ざかる時期を経て、最難関の八段審査に一発合格を果たした本田清澄教士。これまで稽古相手のほとんどは、外部指導をしている菊池南中学校の部員たちだった。「体に勢いを生んで、冴えのある打突を目指すこと。これは中学生でも私の年代でも変わりません。稽古では子どもたちと一緒に、つね […]…

    2025年6月30日
  • インタビュー

    縁に導かれて(緒方 有希)

    優勝記念に作成した手ぬぐいにしたためた言葉は「ご縁と生きる」。「自分一人で乗り越えようとか、自分の中だけに答えを求めようとしていたら、今回の優勝は絶対になかったと思います」。一度は競技者を引退して指導に身を捧げた緒方教士が、いくつもの〝縁〟に導かれてふたたび日本一の頂へー。その道のりは唯一無二の物語だ。 文=寺岡智之写真=西口邦彦※本記事内の画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。 緒方 有希 昭 […]…

    2025年6月30日