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剣道時代 編集部

  • 構え

    活きた構え(​​香田郡秀)

    2024.8 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦構成=土屋智弘 活きた構えとは気攻めのできる構えだ。そのために重要なのは、左拳の収まりや、足腰の正しい運用、鎬を使った攻めが必須となる。明快な理論で、数々の名剣士を育て上げた香田郡秀範士に、気攻めの要諦や実戦の打ち込みにつながる構えについて解説いただいた。 ​​香田郡秀 範士八段 こうだ・くにひで/昭和32年長崎県生まれ。長崎東高校から筑波大学に進 […]…

    2024年8月12日
  • 攻め

    表を攻める、裏を攻める(今里学)

    2024.7 KENDOJIDAI 構成=土屋智弘撮影=西口邦彦 相手を攻め崩すには、表裏・上下と巧みな剣先さばきに、足さばきを伴った攻めが必要だ。いかに的確に攻めて、一本となる技につなげていくか。神奈川県の公立高校の教諭として、幾多の学校を全国大会へと導いている名将・今里教士に表裏の攻め、そして表裏の鎬を活かした応じ技について解説いただいた。 今里 学 教士八段 いまざと・まなぶ/昭和39年神奈 […]…

    2024年8月5日
  • 剣道のメンタル強化法

    矢野宏光:剣道のメンタル強化法 vol.14 自分から出たのか。出されてしまったのか

    私がこの執筆で目指したことは、単に難解な心理学研究の知識やトピックを示すのではなく、様々なレベルの剣士やアスリートが日々の中で「感じ」、「考え」、「実行」してきたことを心理学の理論と方法論に乗せながら、できるだけ具体的でわかりやすく解説することでした。各稿は、心理学の一テーマと剣道や日常場面とをリンクさせながらストーリー展開することをベースとしています。その中の一フレーズでも心に留まり、明日からの […]…

    2024年7月29日
  • 剣道のメンタル強化法

    矢野宏光:剣道のメンタル強化法–あなたを前向きにするスモールチェンジ

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    私がこの執筆で目指したことは、単に難解な心理学研究の知識やトピックを示すのではなく、様々なレベルの剣士やアスリートが日々の中で「感じ」、「考え」、「実行」してきたことを心理学の理論と方法論に乗せながら、できるだけ具体的でわかりやすく解説することでした。各稿は、心理学の一テーマと剣道や日常場面とをリンクさせながらストーリー展開することをベースとしています。その中の一フレーズでも心に留まり、明日からの […]…

    2024年7月29日
  • 攻め

    表を攻める、裏を攻める(米田敏郎)

    2024.7 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 常勝・九州学院を率いる米田敏郎教士は、表裏の剣さばきこそ自身の攻めの根幹だと語る。「表と裏を攻める中で相手を不充分な状態に置くことが重要です」。そう話す米田教士に、日々実践する剣遣いの要点や思考について語ってもらったー。 米田敏郎 教士八段 こめだ・としろう/昭和44年生まれ、熊本県出身。九州学院高校から中央大学に進学し、卒業後は熊 […]…

    2024年7月22日
  • 世界剣道選手権大会

    第19回 世界剣道選手権大会 結果

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    女子個人戦 優勝:近藤 美洸(日本)二位:末永 真理(日本)三位:佐藤 みのり(日本)、妹尾 舞香(日本) 敢闘賞 Saya GUADARRAMA(フランス)Kelly KISHIKAWA(オーストラリア)Betty PARK(カナダ)Min Jung SHIN(大韓民国)Min Ji CHA(大韓民国)Miyabi FISHER(イギリス)Kasey TADA(アメリカ合衆国)Min Ji KI […]…

    2024年7月13日
  • 剣道の技 攻め

    表を攻める、裏を攻める(鍋山隆弘)

    2024.7 KENDOJIDAI 「相手が何かを感じて動いたときに攻めが効いたことになります。この状況をつくるには多様な攻め方が必要になります」と鍋山教士は強調する。多様な攻め方を身につけるには、剣先の働きと間合の入り方の工夫と研究が大切。その方法を鍋山教士が詳解する。 鍋山隆弘 教士八段 なべやま・たかひろ/昭和44年生まれ。福岡県出身。今宿少年剣道部で剣道をはじめPL学園高校から筑波大学へと […]…

    2024年7月8日
  • 世界剣道選手権大会

    実力を出し切るために。日本代表女子、東京合宿

    KENDOJIDAI 2024.7 世界大会で完全優勝をめざす日本代表は、男女別に合宿を実施。女子代表は4月12日から全日本少年剣道錬成会館、帝京大学で行ない、帝京大学、筑波大学、中央大学、法政大学、日本体育大学および郁文館高校(男子)と試合練習を行ない、本大会に向けて着々と準備を進めた。  世界大会に女子の部が創設されたのは、1997年の第10回大会(京都開催)だった。このときは女子国際選抜試合 […]…

    2024年7月1日
  • インタビュー

    世界の仲間と「いばしょ」をつくる (いばらき少年剣友会)

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    2024.8 KENDOJIDAI(6月25日発売の『剣道時代』掲載記事です) 記事=佐藤まり子写真=西口邦彦 数々の実績を残す名門道場・いばらき少年剣友会。人口3万人と、決して人口が多いとは言えない町(茨城町)で、年中から中学3年生まで約70名の会員を抱える。いばらき幼稚園を母体とするが、幼稚園以外からの入会者がほとんどだという。「帰ってこられる居場所」を掲げ、OBのグループLINEには130名 […]…

    2024年6月25日
  • 稽古方法

    剣道修行の要諦(山﨑 尚)

    2024.6 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=笹井タカマサ 「〝三昧〟の精神こそ剣道上達への近道だと思いますし、私もそうありたいと思います」。愛知の山﨑尚範士はそう語る。日本一の父にはじまり、国士舘、愛知県警と剣道を学んできた山﨑範士は、剣道修行のあり方についてどのような考えを持っているのか。これまで歩んできた道程を振り返りつつお話しいただいた―。 山﨑尚範士八段 やまざき・まさる/昭和 […]…

    2024年6月24日