KENDOJIDAI 2024.9 これまでにも増して、実績豊富な選手が顔をそろえた日本代表。3名の個人団体ダブルエントリーに伴い、國友鍊太朗選手と土谷有輝選手に出場の機会が与えられなかったのは残念なところだが、その分、〝彼らのためにも〟と名の結束がさらに強まったと各選手が口々に語っていた。 今回も日本の壁は厚かった。とくに女子競技においては、日本チームのレベルの高さは群を抜いている感がある。 男 […]…
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私がこの執筆で目指したことは、単に難解な心理学研究の知識やトピックを示すのではなく、様々なレベルの剣士やアスリートが日々の中で「感じ」、「考え」、「実行」してきたことを心理学の理論と方法論に乗せながら、できるだけ具体的でわかりやすく解説することでした。各稿は、心理学の一テーマと剣道や日常場面とをリンクさせながらストーリー展開することをベースとしています。その中の一フレーズでも心に留まり、明日からの […]…
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KENDOJIDAI 2022.12 2連覇という偉業から9年。ついに末永選手が3度目の皇后杯を手にした。これまでの剣道の思いや、警察を退職してガラリと変わった環境、そしてこれからを語ってもらった。 末永真理 もう1回、輝く自分になりたかった 「あれからもう9年経つんですよね。早く感じますね」 9年前の連覇を思い出しながら、末永選手は語る。今回の優勝までに6回の入賞、世界大会、退職、結婚など沢山 […]…
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KENDOJIDAI 2021.8 いかに有効打突を取るか、そして相手に取らせないか。そこには間合いが介在し、体さばきすなわち足さばきがものをいう。神奈川県の公立高校の教諭として、幾多の学校を全国大会へと導いている名将・今里教士に足さばきの重要性と実践練習について伺った。 写真=西口邦彦構成=土屋智弘 今里 学 いまざと・まなぶ/昭和39年神奈川県生まれ。東海大相模高校から筑波大学に進み、卒業後、 […]…