2021.8 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 国士舘大学卒業後、長年に渡って高校教員として後進の育成にあたっている関川忠誠教士。「起こりをとらえるには、日々の稽古で打ち切る剣道を実践すること」。そう語る関川教士に、打ちきる剣道を身につけるためのポイントについて語ってもらったー。 関川忠誠教士八段 せきかわ・ただあき/昭和34年生まれ、千葉県出身。国士舘高校から国士舘大学へと進み […]…
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2016.10 KENDOJIDAI 八木沢 誠 教士八段 やぎさわ・まこと/昭和36年秋田県生まれ。秋田商業高校から日本体育大に進む。卒業後、助手として大学で研究活動を続ける。現在、日本体育大学教授、同大学剣道部長。 隙を捉えることが剣道 剣道の運動形態は基本的には闘争的運動であり、一対一で直接的に技を競い合う対人競技です。そして、その技術は相手との相互作用の中で成り立っているもので、相手を想 […]… -
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2021.1 KENDOJIDAI ぎりぎりまで相手の中心を攻め、乗りながら面を打つ この度、剣道時代様より「面」についての取材記事の依頼を受け、これまで私自身が取り組んできた稽古や試合がフラッシュバックしたと同時に、競技者から指導者へと変わり、学生たちが打った「あの日、あの時の面一本」が感慨深く蘇ってきました。 面は切り返し、打ち込みといった稽古においても一番数をかけて学ぶ技だと思います。自 […]… -
※この記事は『剣道時代 2018年8月号』に掲載されたものです。 上質な剣道には溜めがある。溜めがなければ試合で旗が上がらない、審査でマルがつかない。一本の成否は溜めの有無。溜めとはなにか、どうやってつくるのか。剣道における溜めの理論と実践を一流剣士が解説指導する。 強い攻めが「溜め」を生み「溜め」が力強い一本をつくる 打突はおしなべて攻めながら行うことが重要で、その途中に「溜め」が生まれる。最初 […]…