※この記事は『剣道時代 2012年03月号』に掲載されたものです。 剣道界に「栄花」というなんとも派手な名前が定着してひさしい。北海道喜茂別町で兄・英幸が竹刀を握ったのが今から40年以上も前のこと。それから数年後、弟・直輝が兄の背中を追うように剣道をはじめ、愚直に剣の道に邁進してきた両者の名は急速に剣道界に浸透していった。そして現在、その名はくもることなくいっそうの輝きをたたえている。 なぜこの二 […]…
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※この記事は『剣道時代 2012年03月号』に掲載されたものです。 剣道界に「栄花」というなんとも派手な名前が定着してひさしい。北海道喜茂別町で兄・英幸が竹刀を握ったのが今から40年以上も前のこと。それから数年後、弟・直輝が兄の背中を追うように剣道をはじめ、愚直に剣の道に邁進してきた両者の名は急速に剣道界に浸透していった。そして現在、その名はくもることなくいっそうの輝きをたたえている。 なぜこの二 […]…
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※この記事は『剣道時代 2012年03月号』に掲載されたものです。銀色の世界を二人で歩く。かつて通いなれた想い出の道は刻の流れとともに姿形を変えたが、二人にはあの日あの時の情景が今も心に焼きついている。 栄花英幸と栄花直輝北海道が生んだ類まれなき兄弟の剣の道程と終着点はー。 北海道に大雪が降った12月初旬、栄花兄弟にふるさと喜茂別の町を訪ねてもらった。兄・英幸は昨年、狭き門をくぐりぬけて最高段位で […]…