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鍋山隆弘

  • 剣道の技 構え

    総合的なつくりで正中線をとる

    ただ単に剣先を相手の中心につけているだけが、正中線をとることではない。その剣先を攻めと打突に活かすには、総合的なつくりが必要だと鍋山教士は説く。線でなく面で攻める。身体全体で相手に圧をかけるにはどうしたらよいか、その要諦をお聞きした。…

    2020年8月10日
  • 基本稽古 稽古方法

    もうひとつ上の 基本稽古(鍋山隆弘)

    2019.1 KENDOJIDAI 鍋山教士は普段、剣道経験のない学生に対し、授業で剣道を教えている。限られた時間で剣道の魅力をつたえるために日々、工夫・研究を続けているが、基礎動作を覚えさせるためには、具体的に剣道の動きをイメージさせることが重要と説く。 身体の動きを理解することが、基礎習得につながり、応用動作へと発展していく。剣道の基礎動作はこうして身につける。 鍋山隆弘(なべやま・たかひろ) […]…

    2020年7月6日
  • 剣道の技

    完全なる面を打つ:鍋山隆弘(前編)

    ※この記事は『剣道時代 2015年12月号』に掲載されたものです。 筑波大学を率いる鍋山隆弘教士の代名詞と言えば、豪快な面技である。近間からでも遠間からでも、観ている者を唸らせるような鋭い面を繰り出す。「面が打てるからこそ、剣道の幅が広がる」と言う鍋山教士に、面技を身につける上で大事な要点を聞いた。 鍋山隆弘教士八段なべやま・たかひろ/昭和44年生まれ、福岡県出身。今宿少年剣道部で剣道をはじめ、P […]…

    2019年10月1日
  • 剣道の技

    完全なる面を打つ:鍋山隆弘(後編)

    ※この記事は『剣道時代 2015年12月号』に掲載されたものです。 手元を前に出していく感覚で面を打つ。竹刀の軌道は、最短距離 面で一本を取ることを考えた場合に、一番理想的なのは構えたところから剣先が最短距離を通って相手の面をとらえることです。そのために私が意識しているのは、手元を前に出すような感覚での打ち出しです。 竹刀を右手で引き上げるようにして振り上げると、剣先が大きく動くことで相手は防御の […]…

    2019年10月1日