剣道は攻めること、崩すことが大切だが、いくら攻めても崩しても、捨て身の技につながらなければ意味がない。角正武範士の詳細な解説により、捨て身の一本を打つための崩し方(プロセス)を身につける―。 角正武範士 すみ・まさたけ/昭和十八年福岡県生まれ。筑紫丘高校から福岡学芸大学(現・福岡教育大学)に進み、卒業後、高校教諭を経て母校である福岡教育大学に助手として戻る。福岡教育大学教授、同大学剣道部部長を歴任 […]…
-
-
2009.01 KENDOJIDAI 昭和59年、国際武道大学の開学と同時に助教授として赴任。現在、同校の副学長をつとめる蒔田実教士。剣道指導者を養成する専門大学の指導者として教壇に立ち、教え子は寺本将司選手(第55回全日本選手権大会優勝)、若生大輔選手(第56回全日本選手権大会準優勝)など平成の剣道界で活躍している。競技者としても世界選手権大会優勝、全剣連設立50周年記念八段選抜優勝大会で準優勝 […]…
-
2021.2 KENDOJIDAI 左足の重要性について本誌は繰り返し訴えてきた。左足の上手な運用が会心の一本につながる。左足と構え、左足と攻め、左足と打突の関係など、実戦に直結する技術を紹介する。 宮原昇治 範士八段 みやはら・しょうじ/昭和23年福岡県生まれ、71歳。県立城南高から東京教育大に進み、卒業後教員となる。全日本東西対抗大会出場、全日本都道府県対抗大会出場、全日本選抜八段優勝大会出場 […]…
-
無料記事
2016.10 KENDOJIDAI 八木沢 誠 教士八段 やぎさわ・まこと/昭和36年秋田県生まれ。秋田商業高校から日本体育大に進む。卒業後、助手として大学で研究活動を続ける。現在、日本体育大学教授、同大学剣道部長。 隙を捉えることが剣道 剣道の運動形態は基本的には闘争的運動であり、一対一で直接的に技を競い合う対人競技です。そして、その技術は相手との相互作用の中で成り立っているもので、相手を想 […]… -
無料記事
コロナウイルスの影響でロックダウンや夜間外出禁止などが続き、世界的に稽古や試合ができない日々が1年近く続いています。 子供の試合の回数が少ない国・地域で、ずっと剣道を頑張ってきた子どもたちの中には、もどかしい思い、悔しい思いをした人もたくさんいるでしょう。 剣道時代では、筑波大学の鍋山先生のご協力を得て、コロナ禍でもオンライン稽古イベントを実施してきました。これらの知見を生かし、5年後10年後、世 […]… -
KENDOJIDAI 2021.2 〝名は体を表わす〟という言葉のとおり、栄花直輝は剣道界で一際目映い光を放っている。実力と華やかさを兼ね備えた不世出の剣士は、日本一の称号をつかむためにどのような努力を重ねてきたのか。本人の言葉でその道のりをたどる―。 栄花直輝(えいが・なおき) 昭和42年生まれ、北海道出身。東海大第四高校から東海大学に進み、卒業後、北海道警察に奉職する。主な戦績として、全日本選 […]…