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攻め

  • 攻め 溜め

    先を懸けて勝機をつくれ(東良美)

    2024.4 KENDOJIDAI 「剣道は攻撃あって守りなし。常に向かっていく気持ちが大事です」と東良美範士は強調する。常に向かっていく気持ちで相手を崩すには、左半身を意識した構えで相手に圧力をかけ、主体的に打突の機会をつくっていくことが大切だ。 東良美 範士八段  剣道を続けていると「先が懸かっていない」「待っている」などと指摘を受けることがあると思います。剣道は練度が上がると目に見えない気の […]…

    2024年4月15日
  • インタビュー 全日本剣道選手権大会 攻め

    先を懸けて勝機をつくれ(大城戸 知)

    2024.4 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 ひさびさの出場となった今年度の全日本選手権でベスト8まで勝ち上がり、観客を沸かせた大城戸知錬士。ここ数年、稽古で取り組んできたのは〝技前〟の充実だと言う。「技前の作業を丁寧に行なうことが、相手の見えない先をとることや、打突の機会につながっていきます」。そう語る大城戸錬士に、自身が実践している技前や見えない先の重要性について語ってもら […]…

    2024年3月25日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(齋藤祐一)

    2022.10 KENDOJIDAI構成=寺岡智之写真=西口邦彦 昨今、非常に厳しい合格率となっている八段審査において、そのハードルをくぐりぬけて今春合格を果たしたのが齋藤祐一教士だ。齋藤教士は「攻め方を変えたことが合格につながった」と言う。それまで感覚に頼っていた攻めを理論立てて考えるようになると、相手の隙が見えてくるようになった。齋藤教士が実践する隙をつくり出す攻め方とは―。 齋藤祐一教士八段 […]…

    2023年4月3日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(岩下智久)

    2022.10 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之写真=笹井タカマサ 「私にはスピードも得意技もありません」と語る岩下智久教士が実践しているのが、相手を動かすための多彩な攻めだ。さまざまな攻め口で相手の反応を見極め、そこを突破口として攻め崩して隙をつくり出す。強豪が集う横浜七段戦でも存在感を発揮する岩下教士に、これまで歩んできた剣歴を振り返りながら「隙をとらえること」について語ってもらった―。 […]…

    2023年3月27日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(林邦夫)Part1

    2022.10 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦 隙は「構えの隙」「動作の隙」「心の隙」の三つがあり、「隙が無かったら崩して打て」と言われる。剣道上達に欠かせない隙をとらえる技術とは。 林邦夫 はやし・くにお/昭和19年岐阜県生まれ。中京大学スポーツ科学部名誉教授、中京大学体育会剣道部師範、剣道範士八段。 「隙をとらえて打つには、隙を打たせて打つことも大切です」と林邦夫範士は強調する。年齢とと […]…

    2023年2月20日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(八木沢 誠)

    2022.10 KENDOJIDAI 「打突を成功させるには『捉える』という心理学的な要素が介在し、重要な役割を担っていることを理解することが大切です」と八木沢教士は強調する。相手の心理を正確に捉えることで会心の一本が生まれる 八木沢 誠教士八段 やぎさわ・まこと/昭和36年秋田県生まれ。秋田商業高校から日本体育大学に進む。同大学院修了後、助手として大学で研究活動を続ける。現在、日本体育大学副学長 […]…

    2023年2月13日
  • 攻め

    相手を動かして打て(有馬裕史)

    KENDOJIDAI 2021.12 相手を動かして打突することは、攻めで優位に立ち、相手の心の変化を誘発させることが前提となる。その刹那を機会として一撃を振り下ろす。上段の名手有馬教士に、上段ゆえに感得される攻めや読み、相手を動かすということについて伺った。 構成=土屋智弘撮影=笹井タカマサ 有馬裕史教士八段 ありま・ひろし/昭和38年神奈川県生まれ。東海大相模高から東海大に進学。卒業後教職に就 […]…

    2022年12月12日
  • 攻め

    相手を動かして打て(氏家道男)

    KENDOJIDAI 2021.12 構成=寺岡智之写真=笹井タカマサ 「相手を動かすには、自分が動かないことです」と、氏家道男範士は言う。この禅問答のような言葉の本質はどこにあるのか。相手を動かして打つために、氏家範士が理想としている攻めとその手順についてうかがったー。 氏家道男範士八段 うじいえ・みちお/昭和26年生まれ、宮城県出身。小牛田農林高校から国士舘大学に進み、卒業後は同大学に残り研究 […]…

    2022年12月5日
  • 攻め 構え

    相手を動かして打て(花澤博夫)

    KENDOJIDAI 2021.12 撮影=西口邦彦 「相手を動かすには気持ちを動揺させること、構えを崩すことが大切です」と花澤教士は強調する。大阪ガスなどで一般愛好家を指導する花澤教士は正しい竹刀操作を習得した上で、表裏と上下、4つの攻め口を身に着けることをすすめている。 花澤博夫教士八段 はなざわ・ひろお/昭和25年愛媛県生まれ。今治北高校(大三島分校)から大阪体育大学に進み、卒業後、大阪府公 […]…

    2022年11月28日
  • 攻め 溜め

    起こりをとらえて打て(関川忠誠)

    2021.8 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 国士舘大学卒業後、長年に渡って高校教員として後進の育成にあたっている関川忠誠教士。「起こりをとらえるには、日々の稽古で打ち切る剣道を実践すること」。そう語る関川教士に、打ちきる剣道を身につけるためのポイントについて語ってもらったー。 関川忠誠教士八段 せきかわ・ただあき/昭和34年生まれ、千葉県出身。国士舘高校から国士舘大学へと進み […]…

    2022年6月27日