Browsing Category

攻め

  • 剣道の技 攻め

    表を攻める、裏を攻める(鍋山隆弘)

    2024.7 KENDOJIDAI 「相手が何かを感じて動いたときに攻めが効いたことになります。この状況をつくるには多様な攻め方が必要になります」と鍋山教士は強調する。多様な攻め方を身につけるには、剣先の働きと間合の入り方の工夫と研究が大切。その方法を鍋山教士が詳解する。 鍋山隆弘 教士八段 なべやま・たかひろ/昭和44年生まれ。福岡県出身。今宿少年剣道部で剣道をはじめPL学園高校から筑波大学へと […]…

    2024年7月8日
  • 攻め

    先を懸けて勝機をつくれ(岩下智久)

    2024.4 KENDOJIDAI 写真=笹井タカマサ構成=土屋智弘 先を懸ける上で必須となる「攻め」を分析すると、竹刀・足・身体の攻めに大別されると岩下教士は説く。先を懸ける気持ちが通用すると、相手よりも早く準備ができ、勝負の駆け引きを有利に運ぶことにもつながる。相手に通用する攻めを生み出し攻め勝つには?自身の試合体験や現在感じている心境を交えてお話しいただいた。 岩下智久 教士七段 いわした・ […]…

    2024年4月29日
  • 攻め

    先を懸けて勝機をつくれ(井口 清)

    2024.4 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦翻訳= 若手時代から輝かしい実績をおさめてきた井口教士は、平成28年に八段に合格した。八段挑戦の過程の中で、「先を懸ける」ことの重要性を実感したという 井口 清教士八段 いぐち・きよし/昭和44年埼玉県日高市生まれ。皆野高から流通経済大に進み、卒業後埼玉県警察に奉職する。全日本選手権出場10回、世界大会団体優勝2回、全国警察大会個人優勝など。令和4 […]…

    2024年4月22日
  • 攻め 溜め

    先を懸けて勝機をつくれ(東良美)

    2024.4 KENDOJIDAI 「剣道は攻撃あって守りなし。常に向かっていく気持ちが大事です」と東良美範士は強調する。常に向かっていく気持ちで相手を崩すには、左半身を意識した構えで相手に圧力をかけ、主体的に打突の機会をつくっていくことが大切だ。 東良美 範士八段  剣道を続けていると「先が懸かっていない」「待っている」などと指摘を受けることがあると思います。剣道は練度が上がると目に見えない気の […]…

    2024年4月15日
  • インタビュー 全日本剣道選手権大会 攻め

    先を懸けて勝機をつくれ(大城戸 知)

    2024.4 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 ひさびさの出場となった今年度の全日本選手権でベスト8まで勝ち上がり、観客を沸かせた大城戸知錬士。ここ数年、稽古で取り組んできたのは〝技前〟の充実だと言う。「技前の作業を丁寧に行なうことが、相手の見えない先をとることや、打突の機会につながっていきます」。そう語る大城戸錬士に、自身が実践している技前や見えない先の重要性について語ってもら […]…

    2024年3月25日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(齋藤祐一)

    2022.10 KENDOJIDAI構成=寺岡智之写真=西口邦彦 昨今、非常に厳しい合格率となっている八段審査において、そのハードルをくぐりぬけて今春合格を果たしたのが齋藤祐一教士だ。齋藤教士は「攻め方を変えたことが合格につながった」と言う。それまで感覚に頼っていた攻めを理論立てて考えるようになると、相手の隙が見えてくるようになった。齋藤教士が実践する隙をつくり出す攻め方とは―。 齋藤祐一教士八段 […]…

    2023年4月3日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(岩下智久)

    2022.10 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之写真=笹井タカマサ 「私にはスピードも得意技もありません」と語る岩下智久教士が実践しているのが、相手を動かすための多彩な攻めだ。さまざまな攻め口で相手の反応を見極め、そこを突破口として攻め崩して隙をつくり出す。強豪が集う横浜七段戦でも存在感を発揮する岩下教士に、これまで歩んできた剣歴を振り返りながら「隙をとらえること」について語ってもらった―。 […]…

    2023年3月27日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(林邦夫)Part1

    2022.10 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦 隙は「構えの隙」「動作の隙」「心の隙」の三つがあり、「隙が無かったら崩して打て」と言われる。剣道上達に欠かせない隙をとらえる技術とは。 林邦夫 はやし・くにお/昭和19年岐阜県生まれ。中京大学スポーツ科学部名誉教授、中京大学体育会剣道部師範、剣道範士八段。 「隙をとらえて打つには、隙を打たせて打つことも大切です」と林邦夫範士は強調する。年齢とと […]…

    2023年2月20日
  • 剣道の技 攻め

    三つの隙をとらえて打て(八木沢 誠)

    2022.10 KENDOJIDAI 「打突を成功させるには『捉える』という心理学的な要素が介在し、重要な役割を担っていることを理解することが大切です」と八木沢教士は強調する。相手の心理を正確に捉えることで会心の一本が生まれる 八木沢 誠教士八段 やぎさわ・まこと/昭和36年秋田県生まれ。秋田商業高校から日本体育大学に進む。同大学院修了後、助手として大学で研究活動を続ける。現在、日本体育大学副学長 […]…

    2023年2月13日
  • 攻め

    相手を動かして打て(有馬裕史)

    KENDOJIDAI 2021.12 相手を動かして打突することは、攻めで優位に立ち、相手の心の変化を誘発させることが前提となる。その刹那を機会として一撃を振り下ろす。上段の名手有馬教士に、上段ゆえに感得される攻めや読み、相手を動かすということについて伺った。 構成=土屋智弘撮影=笹井タカマサ 有馬裕史教士八段 ありま・ひろし/昭和38年神奈川県生まれ。東海大相模高から東海大に進学。卒業後教職に就 […]…

    2022年12月12日