2021.7 KENDOJIDAI 異例づくしの開催となった第68回全日本選手権大会。決勝の舞台に立ったのは、前回大会2位の松崎賢士郎選手と、今大会が2度目の出場となる村上雷多選手だった。「まだ自分は勝負していけるんだという自信になりました」。若きころから大器と騒がれてきた男が、長い年月をかけてやっとたどり着いた大一番。村上選手の胸中はいかほどのものだったのか―。 村上雷多(むらかみ・らいた) 平 […]…
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剣道は攻めて、崩して、打ち切って勝つ。打ち切りは電光石火でなければならず、躊躇、緩慢は会心の一本を逸する。小林英雄範士(東京大学剣道主席師範)が教本には絶対に載っていないその極意を、あなたにそっと伝授する―。 小林英雄範士 こばやし・ひでお/昭和十七年熊本県生まれ。鎮西高校入学と同時に剣道をはじめる。高校卒業後、昭和三十五年より神奈川県警察に奉職。菊池伝範士、中村太郎範士らの薫陶を受け […]…
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KENDOJIDAI 2021.6 大会の延期、男女同時開催、無観客試合。異例ずくめの大会を制して日本一に輝いたのは、20歳の新鋭・諸岡温子選手だった。「応援してくれるみんなのためにがんばろう」。コロナ禍で思うような稽古環境が整わず、大会直前まで不調だったという諸岡選手が頂点を極めるまでの軌跡を、本人の言葉と周囲の証言からたどる―。 諸岡温子(もろおか・あつこ) 平成13年生まれ、福岡県出身。小学 […]…
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コロナウイルスの影響で国際間の移動は制限され、各国で例年開催される剣道セミナーも中止を余儀なくされています。 剣道時代インターナショナルは、日本体育大学 八木沢 誠先生(剣道教士八段)、古澤伸晃先生(剣道教士七段)、新里知佳野先生(剣道教士七段)のご協力を得て「日本体育大学オンライン剣道セミナー」を開講します。下記の要項をご参照の上、ぜひご参加ください。 日程 2021年7月17日(土)、オースト […]… -
2021.6 KENDOJIDAI 第68回全日本選手権を制した松﨑賢士郎選手。前回の決勝での敗戦を乗り越え、初めて天皇杯を手にした。「今までやるべきことはやってきたのだから」全てはこの日のために。剣道人生の全てをかけて戦った。 松﨑賢士郎(まつざき・けんしろう) 平成10年長崎県諫早市生まれ、22歳。島原高から筑波大に進み、今春筑波大大学院に進学。インターハイ団体2位個人3位、国体優勝3回、全日 […]…