2024.4 KENDOJIDAI 写真=笹井タカマサ構成=土屋智弘 先を懸ける上で必須となる「攻め」を分析すると、竹刀・足・身体の攻めに大別されると岩下教士は説く。先を懸ける気持ちが通用すると、相手よりも早く準備ができ、勝負の駆け引きを有利に運ぶことにもつながる。相手に通用する攻めを生み出し攻め勝つには?自身の試合体験や現在感じている心境を交えてお話しいただいた。 岩下智久 教士七段 いわした・ […]…
-
-
2024.4 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦翻訳= 若手時代から輝かしい実績をおさめてきた井口教士は、平成28年に八段に合格した。八段挑戦の過程の中で、「先を懸ける」ことの重要性を実感したという 井口 清教士八段 いぐち・きよし/昭和44年埼玉県日高市生まれ。皆野高から流通経済大に進み、卒業後埼玉県警察に奉職する。全日本選手権出場10回、世界大会団体優勝2回、全国警察大会個人優勝など。令和4 […]…
-
2024.4 KENDOJIDAI 「剣道は攻撃あって守りなし。常に向かっていく気持ちが大事です」と東良美範士は強調する。常に向かっていく気持ちで相手を崩すには、左半身を意識した構えで相手に圧力をかけ、主体的に打突の機会をつくっていくことが大切だ。 東良美 範士八段 剣道を続けていると「先が懸かっていない」「待っている」などと指摘を受けることがあると思います。剣道は練度が上がると目に見えない気の […]…
-
KENDOJIDAI 2024.3 写真=笹井タカマサ 2023年の剣道界を彩った3人の若手剣道家たち。第一線を走る彼らは何故強いのか。一流の一流たる由縁にせまる。 星子啓太 ほしこ・けいた/平成10年鹿児島県姶良市生まれ。重富剣道スポーツ少年団・吉野剣道スポーツ少年団で剣道を学び、九州学院高、筑波大に進む。卒業後、警視庁に奉職。世界大会団体優勝、全日本選手権優勝1回3位2回、全国警察大会団体1部 […]…
-
KENDOJIDAI 2024.3写真=笹井タカマサ 2023年の剣道界を彩った3人の若手剣道家たち。第一線を走る彼らは何故強いのか。一流の一流たる由縁にせまる。 松﨑賢士郎 まつざき・けんしろう/平成10年長崎県生まれ。島原高から筑波大に進学し、卒業後は同大学院に進み現在博士課程1年、茗渓学園中高非常勤講師・同剣道部コーチ、広尾学園中高剣道部コーチ。全日本選手権優勝1回2位2回、ワールドコンバッ […]…