2020.3 KENDOJIDAI 現在、全国警察大会1部で目下4連覇中の最強集団・大阪府警察のキャプテンをつとめる大城戸選手。10年以上に及ぶ特練生活の中で、正中線を制すことについて勉強すること多々あったという。その経験談をもとに、相手の状態や状況といった要素を含めた、 「より有効的な中心の取り方の工夫」についてうかがった。 大城戸 知錬士六段 おおきど・さとる/昭和59年愛媛県生まれ、35歳。 […]…
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2020.8 KENDOJIDAI 剣道は足がいのち。竹刀四分運足六分とも、竹刀三分運足七分ともいわれる。いつまで続く稽古自粛、それならいまこそ徹底しよう自習足さばき。一流剣士が実行している足さばきの稽古を公開する。 井島 章教士八段 いじま・あきら/昭和32年秋田県生まれ。本荘高から日本体育大に進み、同大学研究員を経て昭和59年、国際武道大学の開学とともに、同大学の教員となる。寬仁親王杯八段優勝 […]…
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2020.8 KENDOJIDAI 剣道は足がいのち。竹刀四分運足六分とも、竹刀三分運足七分ともいわれる。いつまで続く稽古自粛、それならいまこそ徹底しよう自習足さばき。一流剣士が実行している足さばきの稽古を公開する。 足さばきは反復練習で体得する 「国士舘大学の恩師大野操一郎先生は、学生たちに八挙動の足さばきを繰り返し稽古させました。どんなときも基本を重視し、常に正しさを求めていました」と矢野範士 […]…
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「相手の意図を理解し、その意図に合った技を考えていくことが大事」と鍋山隆弘教士は言う。 選手や指導者としての豊富な実績から導き出された技の組み立て方について、鍋山教士にうかがった―。…
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ただ単に剣先を相手の中心につけているだけが、正中線をとることではない。その剣先を攻めと打突に活かすには、総合的なつくりが必要だと鍋山教士は説く。線でなく面で攻める。身体全体で相手に圧をかけるにはどうしたらよいか、その要諦をお聞きした。…
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2019.5 KENDOJIDAI 端正な構えから繰り出される鋭い打突で次々と強豪選手をなぎ倒し、七段戦で優勝を遂げた橋本桂一選手。橋本選手は構えについてどんな意識を持っているのか、その構えは打突とどのようにつながっているのか、それぞれの要点を聞いた。 プロフィール 橋本桂一(はしもと・けいいち)教士七段昭和55年埼玉県生まれ。京北高校から帝京大学に進学し、卒業後、伊田テクノス㈱に入社する。主な戦 […]…
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2018.7 KENDOJIDAI 剣道界の最高位が鎬を削る全日本選抜八段優勝大会において、初出場3位の成績をあげた宮戸伸之教士。所属する和歌山県警では長きにわたり、後進の育成に努めている。今回は足の重要性について、宮戸教士自身の経験と、指導の際のポイントの両面から聞いた―。 宮戸伸之(みやと・のぶゆき)教士八段 昭和36年生まれ、和歌山県出身。和歌山県立新宮商業高校を卒業後、和歌山県警に奉職する […]…
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2019.5 KENDOJIDAI 「〝攻防一致〟の剣道こそ剣道家の求めるところだと思います」と語る神﨑浩教士が、その実践のために意識しているのが構えだ。構えを見直すことで剣道が正しくなり、その剣道は生涯通じるものになる。神﨑教士の考える構えの重要性について語っていただいた。 プロフィール 神﨑 浩(かんざき・ひろし)教士八段昭和35年宮崎県生まれ。延岡高校から筑波大学、同大学院を経て大阪体育大学 […]…
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※この記事は『剣道時代 2012年2月号』に掲載されたものです。 「相手が入ってきたところを打つのが剣道だ」 最初に剣道の手ほどきを受けた延岡修道館の甲斐富嘉先生は我々にいつも言っていました。剣道は相手と対峙し、攻め合いのなかで隙をとらえるものですが、隙の中でも相手が動こうとした瞬間を打てるように日々稽古しています。剣道には「構えの隙、動作の隙、心の隙」と三つの隙がありますが、動作の隙はどんな強 […]…
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※この記事は『剣道時代 2018年8月号』に掲載されたものです。 上質な剣道には溜めがある。溜めがなければ試合で旗が上がらない、審査でマルがつかない。一本の成否は溜めの有無。溜めとはなにか、どうやってつくるのか。剣道における溜めの理論と実践を一流剣士が解説指導する。 強い攻めが「溜め」を生み「溜め」が力強い一本をつくる 打突はおしなべて攻めながら行うことが重要で、その途中に「溜め」が生まれる。最初 […]…