アジア・オセアニア

第1回アジア・オセアニア剣道選手権大会(日本代表チームコメント)

2026年8月3日

KENDOJIDAI 2026.8

平尾泰男子監督

ーー第1回目となったアジア・オセアニア大会を優勝できたことについて、感想をお願いします。

平尾:初開催ということで、第1回目の優勝はどこだったのか、後世に語り継がれるという意味においても、日本代表として優勝するんだという責任感を持ちながら大会に臨ませていただきました。今は優勝できてホッとしています。

ー世界選手権に次ぐ大きな国際大会が立ち上がったわけですが、これまでの国際大会と同様の向き合い方で強化を進めてこられたのでしょうか。

平尾:そうですね。想定外をなくしていくために、さまざまなことに取り組んできました。たとえば今大会は二刀を遣う選手が多いと聞いていましたので、強化合宿の中では二刀対策も相当の時間を費やしてきました。

ー代表選考のポイントについて聞かせてください。

平尾:部内試合と対外試合の結果を総合的に判断して、今回の9名を選ばせていただきました。加えて、海外選手に対する適正と言いますか、海外の剣風にも対応できる選手を選出したつもりです。

ー団体戦は試合ごとにオーダー変更もしていましたが、その意図をお聞かせください。

平尾:オーダーについては、来年の世界選手権を見据えて、各選手の経験値にもなるように全員をしっかりと起用することを意識していました。その中で、状態の良い選手を後半は起用していくことを考えていました。

ー準決勝までを振り返っていただいて、チームの調子の良さなどどのように感じていましたか。

平尾:全体的には選手それぞれが自分の仕事をきっちりとこなしていたと思います。

ー韓国の勝ち上がりについてはどのように見ていたのでしょうか。

平尾:以前より中心を攻めるまっすぐな剣道が主流になっていると感じました。日本としては、国内大会に近い戦い方ができると思います。ただ、韓国がこの剣風を続けていくことによって、将来的にもっともっと力をつけてくることが考えられますから、そこは充分に警戒しながら今後も取り組んでいきたいと思っています。

ー韓国との決勝戦ですが、前半は清家選手、真田選手の2名がしっかりと白星をとってきてくれました。

平尾:1勝1引き分けくらいで進められればよいと考えていました。その中で2名とも一本を先取して、その後も集中して試合をしてくれたと思います。前半で2勝したことはチームとして非常に大きい結果でした。今日までの取り組みを見ていても、両名は一生懸命稽古に励んでいましたし、他の選手も含めて、これだけ稽古をしているのだから剣道の神様が彼らを見放すわけはないと信じていました。

ー後衛陣は星子選手、松﨑選手、竹ノ内選手と今の日本を代表する選手たちでした。彼らの戦いぶりについて感想をお願いします。

平尾:試合前に選手たちには「1人で戦っているのではない、5人で戦っているんだ」と伝えていました。その意味では後ろの3人も全体のことを考えながら試合をしてくれたのではないかなと思います。

ー韓国との力関係についてはどのように感じていますか。

平尾:決勝戦だけをみれば、中身は五分五分です。たまたま勝たせていただいたと感じています。相手も当然、世界選手権に向けて対策を練ってくるでしょうし、それに対して日本もより一層の対策を講じて稽古を重ねていかなければ、来年の世界選手権は苦しい戦いになるでしょう。

ー世界選手権に向けて、意気込みをお願いできますか。

平尾:日本代表が、日本の伝統文化である剣道を正しく表現できるように、残り1年間、稽古を積み重ねていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

竹ノ内佑也主将

ー初のアジア・オセアニア大会を男子キャプテンとして戦い抜いた感想からいただけますか。



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