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剣道の技

  • 構え 素振り 自宅稽古

    理想に近づくための一人稽古(友井浩一朗)

    2022.7 KENDOJIDAI 剣道特別訓練員として長く活動してきた友井教士は、勝負の世界からいったん身を置き指導者の道を歩む中、新型コロナウイルス感染対策により対人稽古自粛となった。 そのような環境下で、あらためて自分の剣道を見直し、「正しく美しい剣道を求めたい」という思いをあらたにしたという。 友井浩一朗 教士七段 ともい・こういちろう/昭和55年熊本県生まれ、41歳。九州学院中高から中央 […]…

    2022年11月14日
  • 冴え 手の内

    手の内と打突の冴え(香田郡秀)

    KENDOJIDAI 2021.9 撮影=西口邦彦構成=栁田直子 冴えと勢いは会心の一本に欠かせない要素だ。筑波大教授の香田郡秀範士は「有効打突の要件やその要素を理解すれば、おのずと冴えや勢いについて勉強できる」と語る。 なぜ強いのか。そのことがわかるようになれば、もっとあなたは強くなる。 香田郡秀範士 こうだ・くにひで/昭和32年長崎県生まれ。長崎東高から筑波大へ進み、卒業後長崎県高校教員を経て […]…

    2022年10月17日
  • 冴え

    手の内と打突の冴え(栗田和市郎)

    KENDOJIDAI 2021.9 写真=西口邦彦構成=土屋智弘協力=東京修道館 「冴え」や「勢い」のある打突は審査や試合で評価される一本となる。そのメカニズムは如何に。当てるや叩くとは違う、斬るという行為から発展した剣道の歴史も踏まえ、正統派の剣道を体現する名手・栗田範士にお伺いした。 栗田和市郎範士八段 くりた・わいちろう/昭和31年神奈川県生まれ、64歳。鎌倉学園高から法政大学に進み、卒業後 […]…

    2022年9月12日
  • 剣道の技

    手の内と打突の冴え(東良美)

    KENDOJIDAI 2021.9 「正しい握りを実践し、打ち切ることを意識すれば打突に冴えが生まれる」と、東良美範士は語る。できていると思っていても、実際はできていないのが握りのような基礎基本の部分。東範士が実践してきた打突に冴えを生むために稽古法を紹介してもらった―。 東良美 範士八段 ひがし・よしみ/昭和32年生まれ、鹿児島県出身。鹿児島商工高校から法政大学を経て、卒業後、愛知県警に奉職する […]…

    2022年9月5日
  • 剣道の技

    起こりをとらえて打て(石原一幸)

    2021.8 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=笹井タカマサ 群馬県の石原一幸教士は、昨年秋の八段審査で念願の八段昇段を果たした。審査で出した技は、相手の起こりをとらえた技のみだったという。石原教士の審査に向かう修業の道程と、日々の稽古の中から、起こりをとらえるために日々実践している取り組みについて聞いたー。 石原一幸教士八段 いしはら・かずゆき/昭和40年生まれ、群馬県出身。前橋商業高校 […]…

    2022年7月11日
  • 攻め 溜め

    起こりをとらえて打て(関川忠誠)

    2021.8 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 国士舘大学卒業後、長年に渡って高校教員として後進の育成にあたっている関川忠誠教士。「起こりをとらえるには、日々の稽古で打ち切る剣道を実践すること」。そう語る関川教士に、打ちきる剣道を身につけるためのポイントについて語ってもらったー。 関川忠誠教士八段 せきかわ・ただあき/昭和34年生まれ、千葉県出身。国士舘高校から国士舘大学へと進み […]…

    2022年6月27日
  • 攻め

    起こりをとらえて打て(伊藤陽文)

    2021.8 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦、笹井タカマサ 起こりをとらえるにはどうすればよいか。「相手に動作の起こり・心の起こりを起こさせなければいけない」と伊藤範士は語る。起こりをとらえるためには、その過程を研究することが必要だ。 伊藤陽文範士 いとう・はるふみ/昭和16年東京都生まれ。鎌倉学園高から拓殖大を経て神奈川県警察に奉職。全国警察大会をはじめ、国体や全日本東西対抗大会、明治村大 […]…

    2022年6月20日
  • 足と有効打突

    体幹と竹刀操作

    2021.3 KENDOJIDAI 「手で打つな足で打て、足で打つな腰で打て」の教えの通り、剣道では下半身始動で体さばき、竹刀操作を行なうことが重要だ。そのためには体幹から放出されるエネルギーを上半身、下半身に伝えることが重要となる。古来、剣道はへそを中心として構えることを大事にしてきた。へそを意識した稽古でワンランク上の剣道を身につけたい。 井島 章 教士八段 いじま・あきら/昭和32年秋田県生 […]…

    2022年6月6日
  • インタビュー 小手

    【若手剣道家】実戦に通じる小手技 Part1

    KENDOJIDAI 2021.3 相手を動かして小手を打つための要素 川木一也(山形)かわき・かずや/昭和52年福島県生まれ。左沢高から東北学院大に進み、卒業後山形県警察に奉職する。全国警察大会団体2部4位3部3位個人出場、全日本選手権ベスト、全日本東西対抗大会出場、全日本都道府県対抗大会出場、国体出場など。現在、同警察本部警務部人材育成課勤務・剣道特別訓練員監督。剣道教士七段  若い特錬員の頃 […]…

    2022年5月16日
  • 小手 小手技を磨け

    小手技を磨け(笠村浩二)

    2021.3 KENDOJIDAI 「小手は玄関、面は奥座敷」の教えの通り、小手技を身につければ攻撃の幅が広がる。表裏上下の攻撃で相手を崩す技術を身につけよ。一流剣士の小手技活用法と面技への展開を公開する。 写真=西口邦彦構成=土屋智弘 技は部位を打とうと思って打つのではなく、流れの中で出るもの。とくに小手技は刃筋を正し、冴えで打ち切ることが大切となる。そして「最後は捨て切る勇気」と笠村範士は強調 […]…

    2022年4月25日