2019.5 KENDOJIDAI 構えは剣道の基本、正しい構えが攻防自在な体の運用と気剣体一致の完全な打突を実現する。だが、気がついているか。あなたの構えには修正すべき重大な問題があることを。見える構え(身構え)と見えない構え(心構え)、構えは永遠のテーマだ。 「結果が出たときの試合後は、必ず腹筋に強い張りが出るんです」と語る小関太郎教士。この痛みは丹田に力を込めることからくるものだと言う。丹田 […]…
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2021.2 KENDOJIDAI 「左足を継がないで打つ。これが剣道の基本中の基本です」と亀井範士は強調する。左足の乱れが剣道の乱れ。予備動作なしに一拍子で打つことが、剣道上達に直結する。では、日々どのような稽古に取り組めばよいのか。 亀井 徹(かめい・とおる)範士八段 昭和29年生まれ、熊本県出身。九州学院高校から明治大学へと進学し、卒業後、熊本県警察に奉職する。現役時代は全日本選手権2位、世 […]…
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2018.7 KENDOJIDAI 足を見直すきっかけとなったのは、日の丸を背負った大一番での敗戦だった。「相手の攻めをさばく足と一本をとりにいく足を意識して稽古に取り組んだ結果、剣道の幅が広がった」と木和田大起教士。木和田教士が実際に感じた足と有効打突の密接な関係について聞いた―。 木和田大起(きわだ・だいき)教士七段 昭和53年生まれ、三重県出身。三重高校から中央大学へと進学し、卒業後、大阪府 […]…
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2021.2 KENDOJIDAI 左足の重要性について本誌は繰り返し訴えてきた。左足の上手な運用が会心の一本につながる。左足と構え、左足と攻め、左足と打突の関係など、実戦に直結する技術を紹介する。 宮原昇治 範士八段 みやはら・しょうじ/昭和23年福岡県生まれ、71歳。県立城南高から東京教育大に進み、卒業後教員となる。全日本東西対抗大会出場、全日本都道府県対抗大会出場、全日本選抜八段優勝大会出場 […]…
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2016.10 KENDOJIDAI 八木沢 誠 教士八段 やぎさわ・まこと/昭和36年秋田県生まれ。秋田商業高校から日本体育大に進む。卒業後、助手として大学で研究活動を続ける。現在、日本体育大学教授、同大学剣道部長。 隙を捉えることが剣道 剣道の運動形態は基本的には闘争的運動であり、一対一で直接的に技を競い合う対人競技です。そして、その技術は相手との相互作用の中で成り立っているもので、相手を想 […]… -
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2021.1 KENDOJIDAI ぎりぎりまで相手の中心を攻め、乗りながら面を打つ この度、剣道時代様より「面」についての取材記事の依頼を受け、これまで私自身が取り組んできた稽古や試合がフラッシュバックしたと同時に、競技者から指導者へと変わり、学生たちが打った「あの日、あの時の面一本」が感慨深く蘇ってきました。 面は切り返し、打ち込みといった稽古においても一番数をかけて学ぶ技だと思います。自 […]… -
2020.8 KENDOJIDAI 稽古がなかなかできない時期こそ、足さばき。若手の一流剣士たちがそれぞれの取り組みを紹介する。 森 大樹 もり・だいき/昭和52年福岡県生まれ、42歳。福岡大学附属大濠高校から国士舘大に進み、卒業後教員となる。全日本選手権ベスト8、全国教職員大会個人優勝など。現在、母校福大大濠高校教諭。剣道教士七段 剣道上達に欠かせない足さばきの重要性 剣道上達において欠かせない […]…
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2020.3 KENDOJIDAI 「中心には形と心の二つがある」と松田勇人範士は語る。その二つを制し、捨て切った技で一本をとることこそ剣道の求めるべきところである、と。崩れのない攻めに定評のある松田範士に、中心をとることの重要性やそこから打突に至るまでのプロセスについて語ってもらった―。 松田勇人範士八段 まつだ・いさと/昭和32年生まれ、奈良県出身。清風高校から国士舘大学へと進学し、卒業後は郷 […]…
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2020.3 KENDOJIDAI 崩して打つには中心を攻めるのが剣道の常識。だが、ちょっと待て。中心を制したからといって、ただちに一本につながるわけではない。問題はここからだ。中心を制してから一本を取るまでのプロセスを一流剣道家が詳しく解説する。 中心を制するための稽古相手を凌駕する剣道を求め続ける 東レ名古屋に所属する実業団剣士であり、星城大学剣道部男子監督の関屋教士は昨年11月、見事、八段審 […]…
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2020.8 KENDOJIDAI これまで高校、大学、警察と各フィールドで輝かしい成績を残してきた古澤錬士。現在は母校日本体育大学剣道部男子監督として学生とともに研鑽を積む。自身が研究・工夫を重ねている実戦に直結する足さばきとは―。 古澤伸晃錬士七段 ふるさわ・のぶあき/昭和56年熊本県生まれ、38歳。阿蘇高校から日本体育大学に進み、卒業後、皇宮警察に奉職。全国警察選手権3位入賞。皇宮警察退職後 […]…