KENDOJIDAI 2021.12 撮影=西口邦彦 「相手を動かすには気持ちを動揺させること、構えを崩すことが大切です」と花澤教士は強調する。大阪ガスなどで一般愛好家を指導する花澤教士は正しい竹刀操作を習得した上で、表裏と上下、4つの攻め口を身に着けることをすすめている。 花澤博夫教士八段 はなざわ・ひろお/昭和25年愛媛県生まれ。今治北高校(大三島分校)から大阪体育大学に進み、卒業後、大阪府公 […]…
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2022.7 KENDOJIDAI 剣道特別訓練員として長く活動してきた友井教士は、勝負の世界からいったん身を置き指導者の道を歩む中、新型コロナウイルス感染対策により対人稽古自粛となった。 そのような環境下で、あらためて自分の剣道を見直し、「正しく美しい剣道を求めたい」という思いをあらたにしたという。 友井浩一朗 教士七段 ともい・こういちろう/昭和55年熊本県生まれ、41歳。九州学院中高から中央 […]…
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KENDOJIDAI 2021.2 左足は打ち足。身につけるべき重点項目は左足を継がずに打つことだ。体の運用、空間打突、打ち込み稽古など、稽古で左足を意識することで内容は大きく変わる。その意識すべき内容を石井教士が解説する。 石井 猛教士八段 いしい・たけし/昭和33年茨城県生まれ。大子第一高校(現大子清流高校)卒業後、警視庁に奉職。警視庁武道専科で佐藤博信範士、太田忠徳範士の指導を受ける。警視庁 […]…
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2019.5 KENDOJIDAI 構えは剣道の基本、正しい構えが攻防自在な体の運用と気剣体一致の完全な打突を実現する。だが、気がついているか。あなたの構えには修正すべき重大な問題があることを。見える構え(身構え)と見えない構え(心構え)、構えは永遠のテーマだ。 「結果が出たときの試合後は、必ず腹筋に強い張りが出るんです」と語る小関太郎教士。この痛みは丹田に力を込めることからくるものだと言う。丹田 […]…
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2021.2 KENDOJIDAI 左足の重要性について本誌は繰り返し訴えてきた。左足の上手な運用が会心の一本につながる。左足と構え、左足と攻め、左足と打突の関係など、実戦に直結する技術を紹介する。 宮原昇治 範士八段 みやはら・しょうじ/昭和23年福岡県生まれ、71歳。県立城南高から東京教育大に進み、卒業後教員となる。全日本東西対抗大会出場、全日本都道府県対抗大会出場、全日本選抜八段優勝大会出場 […]…
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2016.10 KENDOJIDAI 八木沢 誠 教士八段 やぎさわ・まこと/昭和36年秋田県生まれ。秋田商業高校から日本体育大に進む。卒業後、助手として大学で研究活動を続ける。現在、日本体育大学教授、同大学剣道部長。 隙を捉えることが剣道 剣道の運動形態は基本的には闘争的運動であり、一対一で直接的に技を競い合う対人競技です。そして、その技術は相手との相互作用の中で成り立っているもので、相手を想 […]… -
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2021.1 KENDOJIDAI ぎりぎりまで相手の中心を攻め、乗りながら面を打つ この度、剣道時代様より「面」についての取材記事の依頼を受け、これまで私自身が取り組んできた稽古や試合がフラッシュバックしたと同時に、競技者から指導者へと変わり、学生たちが打った「あの日、あの時の面一本」が感慨深く蘇ってきました。 面は切り返し、打ち込みといった稽古においても一番数をかけて学ぶ技だと思います。自 […]… -
ただ単に剣先を相手の中心につけているだけが、正中線をとることではない。その剣先を攻めと打突に活かすには、総合的なつくりが必要だと鍋山教士は説く。線でなく面で攻める。身体全体で相手に圧をかけるにはどうしたらよいか、その要諦をお聞きした。…
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2019.5 KENDOJIDAI 端正な構えから繰り出される鋭い打突で次々と強豪選手をなぎ倒し、七段戦で優勝を遂げた橋本桂一選手。橋本選手は構えについてどんな意識を持っているのか、その構えは打突とどのようにつながっているのか、それぞれの要点を聞いた。 プロフィール 橋本桂一(はしもと・けいいち)教士七段昭和55年埼玉県生まれ。京北高校から帝京大学に進学し、卒業後、伊田テクノス㈱に入社する。主な戦 […]…
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2019.5 KENDOJIDAI 「〝攻防一致〟の剣道こそ剣道家の求めるところだと思います」と語る神﨑浩教士が、その実践のために意識しているのが構えだ。構えを見直すことで剣道が正しくなり、その剣道は生涯通じるものになる。神﨑教士の考える構えの重要性について語っていただいた。 プロフィール 神﨑 浩(かんざき・ひろし)教士八段昭和35年宮崎県生まれ。延岡高校から筑波大学、同大学院を経て大阪体育大学 […]…