はじめに

自宅稽古

インタビュー

  • 稽古方法

    動作分析で差をつける(東 良美 )

    KENDOJIDAI 2021.4 東良美範士は、八段審査を意識していた若手の頃から自身の立合稽古を撮影し、次の稽古に活かすサイクルをくり返してきた。映像は自分のいつわりない姿を映し出す。自分の動き方がはっきり分かった時、上達の道筋が見えてきたという。 東 良美 範士八段 ひがし・よしみ/昭和32年鹿児島県生まれ。鹿児島商工高校から法政大に進み、卒業後愛知県警察に奉職。全日本選抜八段大会優勝、全日 […]…

    2022年9月26日
  • 稽古方法 自宅稽古

    動作分析で差をつける(吉成正大)

    2021.4 KENDOJIDAI  新型コロナ渦において、剣道界にも大きな変革が起きた。その中の一つは多数の剣道ユーチューバーが出現したこと。しかし、たいへん素晴らしいコンテンツを配信しているものもあれば、解説や分析が稚拙であったり技の名称や分類に間違いがあったり、竹刀の扱いや礼法、所作がぞんざいであったりと玉石混交。必ずしも信頼できないものも少なくない。とはいえ、色々な映像サンプルを居ながらに […]…

    2022年9月19日
  • 冴え

    手の内と打突の冴え(栗田和市郎)

    KENDOJIDAI 2021.9 写真=西口邦彦構成=土屋智弘協力=東京修道館 「冴え」や「勢い」のある打突は審査や試合で評価される一本となる。そのメカニズムは如何に。当てるや叩くとは違う、斬るという行為から発展した剣道の歴史も踏まえ、正統派の剣道を体現する名手・栗田範士にお伺いした。 栗田和市郎範士八段 くりた・わいちろう/昭和31年神奈川県生まれ、64歳。鎌倉学園高から法政大学に進み、卒業後 […]…

    2022年9月12日
  • 剣道の技

    手の内と打突の冴え(東良美)

    KENDOJIDAI 2021.9 「正しい握りを実践し、打ち切ることを意識すれば打突に冴えが生まれる」と、東良美範士は語る。できていると思っていても、実際はできていないのが握りのような基礎基本の部分。東範士が実践してきた打突に冴えを生むために稽古法を紹介してもらった―。 東良美 範士八段 ひがし・よしみ/昭和32年生まれ、鹿児島県出身。鹿児島商工高校から法政大学を経て、卒業後、愛知県警に奉職する […]…

    2022年9月5日
  • 稽古方法

    手の内と打突の冴え(笠村浩二)

    KENDOJIDAI 2021.9 百戦錬磨の笠村浩二範士は「有効打突の要素である『手のうちの作用』『強さと冴え』を意識して稽古をすることが大切です」と強調する。剣先が走り、竹刀の物打ちに力が集約する打ち方はこうして身につけたい。 笠村浩二 範士八段 かさむら・こうじ/昭和26年熊本県生まれ。鎮西高校卒業後、神奈川県警察に奉職。全国警察官大会団体優勝・個人優勝、寬仁親王杯八段選抜大会優勝、全日本選 […]…

    2022年8月29日
  • 未分類

    子どもが夢中になる足さばき(今里 学)

    KENDOJIDAI 2021.8 いかに有効打突を取るか、そして相手に取らせないか。そこには間合いが介在し、体さばきすなわち足さばきがものをいう。神奈川県の公立高校の教諭として、幾多の学校を全国大会へと導いている名将・今里教士に足さばきの重要性と実践練習について伺った。 写真=西口邦彦構成=土屋智弘 今里 学 いまざと・まなぶ/昭和39年神奈川県生まれ。東海大相模高校から筑波大学に進み、卒業後、 […]…

    2022年8月22日
  • インタビュー

    安藤翔インタビュー Part2

    2022.8 KENDOJIDAI インタビュー=寺岡智之写真=笹井タカマサ、西口邦彦(試合写真) 第17回世界選手権で日本の大将を務めた安藤翔選手が、今春から母校・国士舘大学の指導者として華麗なる転身を遂げた。警察ト ップ選手の転身は異例中の異例。大きな決断の裏にはどのような心境の変化があったのか。剣道家としての第二幕をスタートさせたばかりの安藤選手に、その胸中を語ってもらった――。 安藤翔 1 […]…

    2022年8月15日
  • インタビュー

    安藤翔インタビュー Part1

    2022.8 KENDOJIDAI インタビュー=寺岡智之写真=笹井タカマサ、西口邦彦(試合写真) 第17回世界選手権で日本の大将を務めた安藤翔選手が、今春から母校・国士舘大学の指導者として華麗なる転身を遂げた。警察ト ップ選手の転身は異例中の異例。大きな決断の裏にはどのような心境の変化があったのか。剣道家としての第二幕をスタートさせたばかりの安藤選手に、その胸中を語ってもらった――。 安藤翔 1 […]…

    2022年8月8日
  • 稽古方法

    子どもが夢中になる足さばき(戸塚道場)

    KENDOJIDAI 2021.8 戸塚道場では足さばきに特化した合宿を実施するなど、足さばきの習得にじっくりと時間を割いている。戸塚道場実践10種類の足さばき稽古法を紹介する。 撮影=西口邦彦 子どもは真似て学ぶその土台となるのが足さばき   子どもは、大人の指導内容から学ぶものよりも、強い子を見て、真似て覚えて、自分のものにして行くことの方が多いように思います。真似ることが出来るかどうかは、子 […]…

    2022年8月1日
  • インタビュー

    起こりをとらえて打て(若手剣士)Part2

    2021.8 KENDOJIDAI 心の動き、身体の動きを感じ取る 渡部一輝(愛媛)わたなべ・かづてる/昭和60年愛媛県生まれ。新田高から東洋大に進み、卒業後愛媛県警察に奉職。全日本選手権出場、全日本都道府県対抗大会出場、国体2位、全国警察大会団体3部2位3位個人出場など。現在、愛媛県松山東警察署勤務。剣道錬士六段 いつでも打てる体勢左のラインを意識して構える  起こりとは相手が動作を起こそうとし […]…

    2022年7月25日