昨年、コロナ禍により中止となった高校生の夢舞台・春の全国選抜。今年は徹底した感染防止対策のもとに開催され、ひさびさに高校日本一が決定した。新型コロナウイルスによって剣道もさまざまな変化が求められる中で、強豪校はどのようにしてチ ーム力を高め、全国屈指の力を蓄えたのか。全国選抜で決勝まで勝ち上がった男女上位2校の現在の取り組みから、強くなるための道すじを探る―。桐蔭学園(神奈川)島原(長崎)中村学園 […]…
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2021.6 KENDOJIDAI 撮影=西口邦彦 剣道指導者を養成する日本体育大学ではどのような稽古を心がけているのだろうか。切り返し、打ち込み、掛かり稽古。常に緊張感をもって取り組むためのポイントを古澤伸晃男子監督、新里知佳野女子監督が紹介する。 編集部注 お二人からうかがった内容を編集部がまとめました。 古澤伸晃教士七段 ふるさわ・のぶあき/昭和56年熊本県生まれ、39歳。阿蘇高校から日本体 […]…
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2018.10 KENDOJIDAI 勉強も剣道も最善を尽くす「文武両道」こそ勝利への道 剣道界に燦然と輝く「島原」の二文字。例年、全国大会で当たり前のように上位を席巻する同校は、現在校長職を務める渡邉孝経氏が赴任してから急激に成長を遂げた。部員に課すのは「文武両道」の徹底。「何事にも最善を尽くして取り組むことが、勝利につながっていく」と渡邉氏は言う。つねに結果を出し続ける島原高校剣道部は、いった […]… -
2018.10 KENDOJIDAI 勉強も剣道も最善を尽くす。「文武両道」こそ勝利への道 剣道界に燦然と輝く「島原」の二文字。例年、全国大会で当たり前のように上位を席巻する同校は、現在校長職を務める渡邉孝経氏が赴任してから急激に成長を遂げた。部員に課すのは「文武両道」の徹底。「何事にも最善を尽くして取り組むことが、勝利につながっていく」と渡邉氏は言う。つねに結果を出し続ける島原高校剣道部は、いっ […]…
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2020.7 KENDOJIDAI 「打突の基礎を習得するのが素振りです。相手に操られず、崩れずに『ここだ!』という機会に捨て身で打つには、素振りでしっかりとした土台をつくることが大切です」と門野教士は強調する。打突動作の原型がすり足による素振りであることが意識できれば、素振りの質がきっと変わる。 門野政人教士八段 かどの・まさと/昭和40年千葉県生まれ。野田北高(現・野田中央高)から、開学したば […]…
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2020.7 KENDOJIDAI 体がギシギシ、腰が痛い、足が痛い、肩が痛いとなげく剣道人たちに朗報。リラクゼーション業の雄、㈱ベアハグ取締役部長の上野山保幸氏が、自身の剣道選手としての経験をもとに、体の2大関節、「肩」 「股関節」のストレッチ・マッサージ法をあなたに伝える。これであなたの剣道力は右肩上がり。 上野山保幸 うえのやま・やすゆき/昭和58年和歌山県生まれ、36歳。和歌山東高校卒業後 […]…
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2020.8 KENDOJIDAI なぞるだけでは意味がない、真似るだけでは意味がない。わたしたちはなんのために日本剣道形を学ぶのか。日本剣道形の正しい学び方とその意義を考える。 矢野博志範士 やの・ひろし/昭和16年静岡県生まれ。相良高校から国士舘大学に進み、卒業後、同大学に助手として勤務する。昭和61年より同大学教授となり、平成23年に退職する。主な戦績として世界選手権大会2位、明治村剣道大会 […]…
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2020.7 KENDOJIDAI 「実戦で役立つ素振りをするには必ず一拍子で振ることです」と中村館長は強調する。それには瞬時に打突できる構えをつくらなければならない。実戦に直結する素振りをするための留意点を紹介する。 中村福義(なかむら・ふくよし)教士八段 昭和23年東京都生まれ。開館102周年を迎える東京修道館三代目として、祖父中村彦太、父中村鶴治の指導により、4歳の頃より剣道の手ほどきを受け […]…
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2020.7 KENDOJIDAI 剣道では、全日本剣道選手権や国民体育大会への出場を目指すようなトップクラスのパフォーマンスをみせてくれる選手から、子どものころからの生活習慣の中に稽古があり、生涯剣道に取り組む方、大人になってから剣道を始め、昇段を目指す剣道愛好家など、年齢や競技レベル、職域を問うことなく、それぞれの立場で日々の稽古に励んでいます。 しかしながら、稽古をしたくてもどうしても時間や […]…
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2020.7 KENDOJIDAI 来たるべき稽古再開の日に備えて、家庭でもできるトレーニングを紹介する。スポーツバイオメカニクスの第一者で、長年、全日本の強化トレーニングコーチを務める高橋教授に、すぐに始められ無理なくできるメニューをお聞きした。狭いスペースでも簡単にできるトレーニングを継続して、稽古再開時の怪我を防止し、スムーズに動ける身体の維持に努めよう。 高橋 健太郎(たかはし・けんたろう […]…